ZOOMで落語
本日8月25日残暑の札幌からZOOMでの落語アカデミーを
2高座やらせて頂きました
そのうちのお一方 まみぃ姐さん北海道在住の御稽古
松山鏡 まつやまかがみ です 八代目桂文楽の松山鏡を
完全コピーでいいですから 先ずは先ずはで 一年になろうとして
います
毎月ZOOM月二回そしてリアルで更に月二回
切磋琢磨のかいあって 近頃では お呼びがかかるようになり
大層にんきでございます
落語は先ず耳でおぼえこんで リズムテンポ(声の強弱高低遅速)を
付けていき 耳障りのいいように語っていく
これが稽古と思っております まみぃ姐さんは車の中で文楽の
CDを聞き倒し そのうちに 今の詞は 何で? と 疑問符を
打つように心がけていき 言葉一つ一つを決めて行きました
例えば 庄助の女房のおみつ ❝おめえ様ーっ❞はあなたでもなければ お前でもなく ❝おめえ様ーっ❞でなければなりません
お・め・え・さ・まのひとつひとつの音を心持に合わせて 置いていく
これが落語の語り方の一つと十八番は考えます
よく落語同好会 落語サークル 等がありますが 和気あいあい
は 宜しいんですが 語る基準が不明確で どうしても遠回りに
なりがちの様です
屈託のないコメントを仲間同士やったりとったり致しますと
仲間意識が培われ 同門意識がうまれ 落語会がとても
やりやすくなります。
心地よいいつもの35分です。
十八番拝