十八番の落語教科書を紐どきます

落語のはじまり、そして落語とは

落語の源流と言われる≪滑稽本≫の最初は１６２３年の安楽庵策伝の語り内容を基に記載した醒酔笑；せいすいしょうが、始まりとされています。

また、落語を定席とする寄席は１７９８年に岡本万作と、初代三笑亭可楽が江戸に開いたのが最初で、その後急速に広がり、江戸の町には百軒以上の寄席が、あったとも言われています。その後時代は遡り昭和の東京大空襲で寄席も焼失し東京の寄席も人形町の末廣一軒と、なってしまいました。

しかし、その当時の人々の気持ちから笑いを求める人たちが、後を絶たず

戦後の落語、寄席の復興が、到来するのです。

落語とは

落語は近世期の日本において成立し、現在まで伝承されている伝統的な話芸の一種です。落語は特別な道具や衣装等に比較的頼らず、身振りと語り口のみで物語を進めて行く独特の演芸です。

　一人の話者が、聴衆を笑わせる芸としては他に漫談が、ありますが、漫談は聴衆に語りかける話法を用い、また落語と、極似されるイメージのある漫才は立ち話としての形態が、基本になり、落語とは異なります。

　落語にも若干の種類があります。落ち；さげが、あるのが落とし噺、歌舞伎の内容を用いた芝居噺、幽霊の怪談噺、道徳的な人情噺が、あります。

まあ無難な内容かと思います　

落語のルーツはお坊さんに

あると言えば腑に落ちるところです